冷え性対策に欠かせない！生姜のウルトラパワー

「食生活で改善できる！冷え性に良い食べ物」でご紹介しましたが、「生姜」がからだを暖める食べ物であることは、もうかなり有名なお話ですね。最近では何にでも生姜をいれて健康な毎日を過ごしている「ジンジャラー」という人たちまでいます。ここでは「いまいち詳しく知らない」「がむしゃらに食べてるけどいまいち効果がない」ひとへ、生姜のウルトラパワーをご紹介します。これは脱冷え性の大きな一歩になりますよ。

生のまま使うのはもったいない！からだを暖めるのは乾燥ショウガ
漢方の世界では、乾燥させた生姜を乾姜（カンキョウ）と呼び、生姜の辛味の主成分であるジンゲロールは乾燥させたり、加熱するとショウガオールに変化します。ショウガオールは胃腸の壁を刺激して活発にし、血流を高めてからだを芯から暖めるので、生ショウガよりもかなり効果的な冷え性対策が期待できます。

乾燥ショウガを手軽に作る
乾燥ショウガの作り方はとってもシンプルで簡単で、スライスして乾燥させるだけ。
・電子レンジで7分加熱（600Wで50gの場合）
・1日天日干し
・室内で1週間ほど放置
このどれかの方法で大丈夫。せっかく生姜を食べるならぜひ断然効果が高い乾燥ショウガにしてみましょう。

忙しいときは加熱して
どうしても忙しくて生姜を乾燥させるのは難しいときは、加熱して摂りましょう。生ショウガのジンゲロールは加熱してもショウガオールへ変化します。市販のチューブ生姜をスープや炒め物にいれて手軽に摂取できます。

1日に必要な量はたったの10g
スライスなら6枚、おろしたものなら小さじ1杯程度の量を摂れば大丈夫。紅茶にティースプーン1杯いれたり、お味噌汁にプラスしたりと、このくらいの量なら毎日続けられそうですね。

生姜焼きなど料理に美味しさを与えるだけではない、冷え性のひとには強い味方、ウルトラ食材の生姜。いつもの食事にちょっとプラスして、美味しくてぽかぽかのジンジャーメニューを楽しんでください。