自律神経を鍛えて、冷え知らずのからだをつくる

緊張して冷や汗をかいたり、心臓をドキドキさせたり、これらにはすべて自律神経が関係しています。
自律神経は、消化、吸収、呼吸、代謝、循環など、健康をコントロールする重要な役割を持っています。この自律神経が乱れると、体温調節、血液循環などができなくなり、冷え性を起こすことがあるのです。
ですが、自律神経はちょっとしたことで鍛えることができます。自律神経を鍛えて、冷え知らずの健康なからだを手に入れましょう。

腹式呼吸を取り入れる
息をゆっくりと吐いてから、お腹をふくらませるようにしてゆっくりと息を吸う。
これが腹式呼吸です。普段の生活では、肩で息をするような胸式呼吸には慣れているので、腹式呼吸は意識しないといけませんが、電車のなかや、就寝前などちょっとした合間に取り入れると、自然に自律神経が鍛えられます。

有酸素運動でリフレッシュ
ジョギングや水泳、自転車などの有酸素運動は、自律神経を鍛えるのに大変効果的です。からだを適度に動かすことで心肺機能を高め、全身の血液の流れが良くなり、からだも暖まって、冷え性改善へとつながります。無理のない範囲で続ければ、ダイエット効果も期待できます。

朝は太陽を浴びよう
朝目が覚めたらまず、カーテンを開けて太陽の光を浴びることを日課にしてみてください。目に太陽の光が入ると、セロトニンと呼ばれる物質が活性化することが分かっていて、セロトニンには自律神経を整える作用があるのです。
また体内時計がリセットされるので、快眠効果も期待できます。

自律神経が鍛えられると、冷え性だけでなく、様々な体調不良を改善することができます。精神が安定した健やかな毎日を過ごしましょう。